USJはVRを持って日本中や世界を回ればいいんじゃないの

先日、社名非公開の求人に応募しました。そして、秒速でパーソル パナソニック HRパートナーズ株式会社にお断りされました。さすが、私。
その社名非公開企業はおそらくUSJではないかと思っています。そのようなわけで、ふと、USJについて考えた際にいろいろと頭の中を駆け巡るものがあったので書いておこうかと思います。

その駆け巡ったものは【VRアトラクション体験キャラバン】です。

目的は、既存・潜在顧客との継続的な関係構築とデータを取得して改善につなげていくことです。

概要はUSJのアトラクションをVR化し、外に出て行き全国各地でアトラクションを体験していただく、というものです。
アプリを通して、体験したいものを一人一票で投票していただきます。
投票数が一番多かったVRアトラクションに投票した人の中から、体験できる人を抽選で選別し、体験していた来ます。
さらに、毎月、体験できた人と抽選でハズレた人、それぞれ何名かを交通費も含めてUSJに招待してあげればと思います。招待する人数は1組あたり、2〜4名程度でしょうか。

USJにとっては、多くの方との接点・関係を気づけることになりますし、改善などに利用できるデータも取れるかと思います。
利用者にとっては、様々な理由で行けない人などがVRもとはいえ、体験して楽しめますし、運が良ければ実際にUSJに行けるかもしれません。


USJはどこにでもあるわけではないので、大阪に来ていただかないといけません。
来ていただける人には2種類、気軽に行ける人と気軽に行けない人がいるかと思います。
そして、気軽にUSJに行ける人と、そうではない人とでアプローチ方法を変える必要があるかと思います。
特に気軽に行けない人に来ていただくことは大変かと思いますが、そういう方々に来ていただくためには、まずは何らかの接点が必要ではないかと思います。
そして、気軽に行けない人に来ていただけても、気軽に行けないだけに、1度行けば、それで終わるかもしれませんし、次回のUSJ行きがあっても期間が空くと思われます。
そうなると、せっかく、来ていただいたり、興味を持っていただいたりして、できた接点が失われやすいように思います。接点が失われることはUSJにとって損失です。
そこで、常に今のUSJを知っていただける手軽に接触可能な接点を生み出し、それによって関係性を維持していく必要があるのではと考えます。
そのための手段としての【VRアトラクション体験キャラバン】です。

毎週、USJトラックで全国を回って体験を提供していくわけです。
おそらく、VR体験できなくても、体験している人の体験中を見ることも楽しいかもしれません。わーわーキャーキャー言ってるVR体験者がSNSで拡散されたりするかもしれません。
様々な地域の町おこしイベントなど、いろいろなイベントの間借りをするなどができれば、VR体験やUSJの宣伝にもなり、接点増加の効果を上げられると思います。

アプリでのVRアトラクションの投票時に、簡単なアンケートなども取れれば、何らかの改善や競合との比較分析や需要予測なども可能になるかもしれません。
さらには、実際にアトラクションを建設する前にVRで作ってテストを行うことも可能かと思います。
ティザー的なことも可能になると思います。新しいアトラクションの一部を全国で先行体験していただき、期待値を高めることも可能でしょう。
また、VRではアトラクションだけでなく、パレードの体験も可能にすれば良いと思います。
とにかく、実際にUSJに来れば体験できる、USJでのことを体験してもらうわけです。

効果検証としては、VRアトラクション体験をして実際にUSJに来ていただけた人と、それ以外のUSJ利用者とでのUSJ内での支出額やNPS、イメージ、再訪意向といったものの比較でしょうか。

このVRアトラクション体験はマーケティング施策としてだけでなく、CSR施策としても活用が可能ではと思います。

おそらく、令和になっても大きな災害に見舞われると考えられます。
そうなれば、避難を余儀なくさせられる方が出てくるでしょう。
避難生活も落ち着いた頃、USJトラックで駆けつけ、例えば、中高生以下に時間などの誓約が許す範囲で無条件に体験していただき、子どもたちのストレス軽減に貢献できるのではと思います。
最近は小学生以下でも利用可能なVRもあるようなので可能ではないかと思います。

と、いろいろ書いてきましたが、お金、どれくらいかかるのでしょうかね。
そもそも私はUSJに行ったこともなく、何も知らないので。既に行われているのでしょうかね。