エクセルで空白に文字列を一括入力する方法とスペースを簡単に削除する方法

Twitterを見ていたら、エクセルの入力に関するTipsが紹介されていました。
それは、複数の空白セルに任意の文字や数字などを入力する方法でした。
そこで紹介されていた方法は、ctrl+g というショートカットによる「ジャンプ」と言われているものでした。
私は普段、同様の作業をする場合、別の方法を取っておりましたので、参考になりました。その紹介されていた方法は下記のとおりです。


さて、今日はこのツイートの方法ではない、私が行っていた方法を書いておこうかと思います。
ついでに関数を使わなくても一括でスペースを削除する方法もこの記事の下の方に書いておきます。

文字を入力する方法は、ctrl+f の「検索・置換」です。詳細は下記の手順で行います。

1.空白セルを選択
まず、何かに変更したい空白セルをすべて選択します。この時、空白セル以外が含まれていても問題ございません。

2.検索と置換ウィンドウを開く
選択後、ctrl+f で検索・置換ができる状態にします。
この際、Mac版エクセルだと検索と置換ウィンドウは開きません。
ctrl+f押下後、エクセルのウィンドウの右上に入力欄が表示されます。次に画像の赤丸で囲った虫眼鏡アイコンをクリックします。クリック後、「置換」を選択しクリックします。そうすると、検索と置換ウィンドウが開きます。
もしくは、ctrl+fをせずに、直接、エクセルウィンドウ右上の虫眼鏡アイコンをクリック。入力欄が出てきた後に、置換をクリックしてウィンドウを開きます。

3.入力したい文字などを入力
開いた検索と置換ウィンドウの「置換後の文字列」の欄に、空白セルに入力したい文字や数字などを入力します。
入力後、「すべて置換」をクリックします。
「検索する文字列」に入力する必要はございません。

4.完了
置換完了のメッセージが表示されて終了です。


ちなみに、数式の文字列なども変換できます。
オプションから、もう少し細かい指定も可能です。

空白・スペースの削除も可能

私がよくこの方法を利用していたことを思い出したのでついでに書いておきます。
それは、セルや文字列内に全角や半角の空白が入っており、それを削除したい場合です。
手順は下記のとおりです。

  1. 「検索と置換ウィンドウ」の「検索する文字列」に全角や半角でスペースを入力。スペースなので、何も表示されません。
  2. 「置換後の文字列」欄には何も入力せずに、「すべて置換」をクリック。

以上です。全角や半角スペースを一括で削除できます。関数を使ったりするより簡単なのでよく利用していました。
スペースを別のものに変えたい場合は、置換後の文字列に変更したい文字列を入力すれば、当然可能です。