リリースの効果

吉本興業の週刊誌報道に対するリリースを見て考えたことについてでも書こうかと思います。

まず、リリースを出したのは、メディアへのメッセージなのかと思いました。俺様が無いと言ってるのですから、わかってますよね。ジャニーズのこともあって調子に乗ってカッコつけたことしたければすればいいですけど、その時はどうなるかわかってますよね、的なメッセージなのかと。

そして、そもそもの被害者の話が事実でないなら、とりあえずはやるべきことをやった、というところでしょうか。
名誉を毀損されたとかなんとかは、するのかもしれませんけど。裁判になれば色々な事実がでてくるでしょうから、完全に無関係でなければばやぶ蛇を嫌って何もしないのかもしれませんね。あるいはやり過ぎは返って自分たちに矛先が向かってくるかもしれませんし。

事実だった場合、まずはリリースを出して、大事にしていくことが重要ということでしょうか。大事になれば、被害者は裁判などに進むハードルが高くなるでしょうし。それで何もしなければ、嘘だったんだ、という雰囲気になっていくのでしょう。
裁判になったらなったで、注目を被害者に向けて世間の目にさらさせるのでしょうかね。自衛隊でのセクハラを訴えた女性も、加害者よりも注目を集めていましたけど、何もしなくてもこれです。メディアは俺様からのメッセージを受け取っているわけですから、被害者を追い込む方向に行くのでしょうかね。忠誠度の高い気が効く人なんかはすでに何か準備しているのかもしれませんね。昔で言えば、一番槍でご褒美をもらう、みたいな感じでしょうか。
加害者とされている人のXでの発言なんかも、被害者にしてみれば表に出ることのハードルを上げることに影響するかもしれませんよね。特にこの年齢であの発言かという子供じみた感じ。被害者が表に出たときに、あの子供じみた感じで出てこられたら。もしかすると、あの発言もそういう事を狙った布石なのでしょうか。そうであれば、子供じみた内容なのも合点が行くというものです。よく考えられているように思えますが、真意は不明ですね。

被害者がくじけず、裁判が進み、事実として認められるようなことになったとしても、今の時代は仕方ないよね、昔は問題なかったことを後になって責められたら、どうしようもないよ、な感じで、矮小化していくのでしょうか。こういう世の中だから仕方ないよね、自分は心が広いので、こういうことも受け入れていくよ、なんて感じで。

果たしてどうなっていくのでしょうか。