資産形成で使う6つの係数

現在、ファイナンシャルプランナー3級の本を読んでいます。
今回は本にあった、資産計算で使う6つの係数について、少し違った整理の仕方があってもいいかと思ったので、それを書いてみようと思います。

読んでいる本によると、FP3級の試験にはよく出るらしいので、理解しやすいように、覚えやすいように、ということだと思いますが、図で係数が説明されています。 ちなみに、6つの係数とは、将来のために目標の額を貯めるためにはいくらの積み立てを行えばよいのか、いくらずつ受け取って生活するためにはいくら必要なのか、そういったことを計算するためのものだそうです。
具体的には「終価係数」「現価係数」「年金終価係数」「減債基金係数」「資本回収係数」「年金現価係数」の6つです。
確かにイラストで図解されているとわかりやすいでしょうし、覚えやすいと思います。ですが、私にはどこかしっくりきませんでした。整理されていないというか。
その気持ち悪さを考えている内に、こういう整理の仕方も良いのではと思いました。


図の見方は、目標額などを求める材料となる情報を一つ一つ順を追って、どの係数を利用すればよいのかがわかるように、という考えで整理しました。
左の列から順に求めたいことに当てはまるものを選んでいけば、係数名にたどり着くようになっています。
例えば、将来のために貯めることを考えるにあたり、将来の最終的な、貯まるはずの金額を知りたい。そして、そのために積み立てて増やしていきたい、という場合は一番上の行をたどることで「年金終価係数」に行き着くようになっています。
たいして変わりはないのですが、イラストや文章の説明ではなんとなく自分ではごちゃごちゃしているように感じたのでいくらか変えてみただけです。

ところで、どうしてFPの本を読んでいる理由は資格を取ろうというわけではなりません。低所得者層が確定した今となっては、何か世の中のルールを知っておかなければ、と今更ながら世の常識を学んでおこう、ということです。とはいえ、何をどうすればよいのか分からなかったのですが、とりあえずFPの本はそうしたことがまとまってそうなので、読んだ次第です。
ですが、これは今読む本ではありませんでした。学生や新社会人で通用するくらいの頃に知っておくと良さそうに感じます。