ITパスポート試験、合格していたのでついでに統計情報を見てみました。

先月、受けたITパスポートの合格発表がありました。
受験直後の点数でわかってはいましたが、正式に合格ということがわかりました。

受験前にしたことなどは下記の記事です。

yu-ru.hatenablog.com


ITパスポートのサイトに色々を統計情報があったので見てました。

私が受験したのは令和5年7月でした。この時の合格率は50.2%でした。
令和に入ってからでは4番目に低い合格率のようです。
令和で最も低かったのは令和4年度3月の46.7%です。

7月に関しては、受験者は社会人が78.1%とのことです。
社会人の合格率は54.6%で学生は34.7%でした。ストラテジ系なんかは学生には馴染みが薄いので低いのでしょうか。
令和5年度で見ても大きな違いはないようです。

社会人でもIT系・非IT系での合格率が出ていました。
 IT系=52.5%(受験者数=3,196人)
 非IT系=55.1%(受験者数=12,210人)
大きな違いはないですが、非IT系が若干高いです。

IT系と非IT系をさらに詳しく見ると、IT系に分類されている「ソフトウェア系」「情報処理・提供サービス業」「コンピュータ及び周辺機器製造又は販売業」の内、「コンピュータ及び周辺機器製造又は販売業」が39.9%と足を引っ張っているようです。
ただ、他の2つ「ソフトウェア系」56.2%、「情報処理・提供サービス業」53.2%も非IT系とそれほど変わりません。
この傾向は令和5年度全体で見ても同様です。
また、IT系よりも高い合格率の業種も複数あります。

令和5年度の合格率を業務別で見ると、IT系でも「ネットワーク技術支援」「データベース技術支援」「情報セキュリティ技術支援・管理・運用」は合格率が50%を下回っています。
他のIT系業務は53.3%〜69.1%となっています。それら50%を超えている業務を合わせた合格率は60.5%です。
IT系以外の業務では「研究・開発」79.0%「調査・企画」71.8%とIT系より高い業務もあります。
簡単な資格と言われているITパスポートですが、IT系の人でも、合格率が50%を下回っていたり、IT系よりも高い合格率の業種や業務もあるので、なかなか合格できない人も落ち込む必要はないと思います。

令和5年度の受験者数を業種別で見ると「金融・保険・不動産業」が15,000人を超えていて最も多いです。IT系の「ソフトウェア業」(約4,000人)「情報処理・提供サービス業」(約6,700人)「コンピュータ及び周辺機器製造又は販売業」(約1,500人)を合計しても約12,000人です。
IT系には評価されていない資格なので一番多いわけではないことも納得はできます。ただ6,000人を超えるのは業種別では2番めに多い業種になります。評価されていない割には受けている人は多いようです。強制でしょうか。

年代別でみると20代、特に20代前半が多いように感じます。計算していないので間違っているかもしれませんが。
年齢別では22歳〜26歳あたりが多いので、学生、就活中、あとは新卒の人いが多いのでしょうか。

他にも色々ありそうなので興味がある方は見てみるといいと思います。
ITパスポート試験統計情報