統一すればよいのに

私くらいになると書類選考にも落ちるわけです。ということで、先日、新たにエイチームライフスタイルという企業の書類選考に落ちました。いちいち応募してくるな、と企業と職を求める人の間に立つ職業の方に言われてそうで申し訳なく思う今日このごろです。
さて、そのエイチームライフスタイルで気になったことがあったので、本日はその思いつきを残しておこうかなといったところです。

エイチームライフスタイルでは「便利に、お得に、よかったを」のサービス理念のもと、愛車の買取額がすぐに分かったり、クレジットカードや住宅ローンに関する情報を得ることができたり、といったサービスを展開されています。

気になったことは、これらのサービスを一つにまとめないのか、ということです。
一つに、と言ってもすべて一つのサイトで、一つのアプリで、といったまとめ方ではなく、統一感をもたせてエイチームライフスタイルブランド傘下のサービスとして連携させる、ということです。
一つのアカウントですべてのサービスが利用できるように。
もちろん、見た目なども統一感を持たせて、それぞれ異なる内容でも、いずれもエイチームライフスタイルによるサービス、ということが強く印象に残るように。

この企業のサービス、ざっと見た所、全てではないでしょうが、それぞれ利用頻度が低いもののように思います。
それだけにせっかく、利用していただいても、用が済めば離れられる危険性が高いのではと思います。
今のように統一感が無ければ、エイチームライフスタイルのサービスに好感を持った人でも、一からサービスを探し、そこでエイチームライフスタイルのサービスに接触しても、好感を得た、というアドバンテージを生かすことが難しいと思います。こうした点を競合サービスのキャンペーンなどにつかれて奪われるかもしれず、もったいないと思うわけです。
それに、アカウントが既にあれば、どのサービスを利用するにも最初の利用時の手間が無くなるわけですし。

さらに、各サービスのアカウントが統一されれば、データの活用もしやすくなるでしょう。
住宅ローン情報を得ようとしている人には通信費などの家計見直しのサービスを訴求してみたり、といったこともできるのではと思います。

サービス理念が「便利に、お得に、よかったを」という事になっていますが、これに人々のライフステージ全体を通してという要素を入れてしまえば良いのにと思ったりするわけです。
ゆりかごから墓場まで式に、各ライフステージ毎に利便性を高めるサービスは色々考えられるかと思います。
例えば、介護サービス。自分自身のこともあるでしょうし、親のための、という考え方もあるかと思います。
他に子供の学校選びや、ゲームも人の生活の一部ですから、絡めることもできるように思います。
さらには、利用者が利用しているサービスからライフステージの推測ができれば、利用者のライフテージを先取りして他のサービスの紹介して他社サービスへの離反を防ぐ施策を打つこともできるように思います。
単純に広告でのお金儲けもできるように思いますし。
親会社?のエイチームの経営理念を「〝 みんなで幸せになれる会社にすること 〟 〝 今から100年続く会社にすること 〟」としていますが、これは内向けのメッセージに感じるので、外向けにも人のライフステージ全体の利便性向上、よかった、幸せを提供する、といったものでも掲げて、それに基づき、すべてのサービスを整理してまとめて連携させればよいのに、と思います。
それができれば、決算説明資料のサービス紹介ページの雑多な感じが整理されてスッキリしてきれいになるように思います。

と、非常にお起きお世話ですが、このようなことは既に行われているでしょうね。