精神面のライフログ

「人は話し方が9割」という本がKindleの日替わりセールで499円だったのでつい買ってしまいました。

話し方で人生がうまくいく、ということだそうです。
タイトルから想像される通り、話す上でのテクニックが紹介されています。
例えば、こういうフレーズを使えばいいので、すぐに使えるようになるために天井に貼り付けたり、スマホの待受にしたりすればいいですよ、犬が好きと言われて、自分は嫌い、と余計なことを言わない、などなど。

でも、この本では話し方の技術的なことでうまくいく、と言っているわけではなく、人と話す時の考え方、姿勢がうまくいくかどうかに影響を及ぼす、といっているように感じました。

紹介されていることに、言葉を表面的に捉えるのではなく、その時の相手の感情を理解することが大事、といったものがありました。
これは、話をしている相手の視点に立てば、自分の話す言葉から自分の感情も汲み取られる、ということになります。
当たり前といえば、当たり前ですが、否定的な言葉やネガティブな表現をしていれば、そういう人だとみなされて、やがては距離をおかれるのでしょう。その結果、うまくいってたこともうまくいかなくなったりしていくのでしょう。そして、わざわざお金を出してこういう本を買い、読んで、おかしな部分が修正される、と。

そのようなわけで、私も少なからず病んでいるのでしょうか。
病んだ人向けに、当たり前のことを書いた本があると良いのかもしれないですね。
うまくいっている時・問題が無い時とうまくいっていない時・問題を感じている時とで違いの出そうな当たり前のことをリスト化してギャップを見られるような。
つまりは、うまくいっている時・問題のない時の状態をKGIとしてKPIを測定していくということです。

ストレングスファインダーのように、うまくいっている時・問題がない時に質問に回答しておき、うまくいっていない・問題があると感じている時にも改めて質問に回答し、その時のギャップで何がおかしくなっているのかが検証できるように。
それをスマホでできるようにして、希望があれば、カウンセリングの予約なんかができて、落ち込んでそうな時には一人カラオケや一人焼肉のクーポンでも配信されて、調子が良さそうだったら明るい未来をより明るくな感じで資格取得の割引サービス情報を配信したりすると面白そうですけど、すぐに詐欺事件が発生して炎上ししそうですね。

あるいは、企業向けにして社員の健康管理ツールにしたり、単にカウンセリングを行うところの新規顧客獲得施策かつ関係構築維持施策として、ギャップが測定できてカウンセリングの予約が簡単にできるアプリを出すくらいでいいのでしょうか。

精神面のライフログはもうどこかでできているのでしょうか。無くてもその内出てくるのでしょう。
つい500円使ってしまってよかったのだろうかと思っていましたが、こうした思いつきの暇つぶができてよかったです。