自動車は馬に

数ヶ月前、ちょっとしたことから自動車のことを考えました。その際に思い浮かんだことを思い出しながら、これといった結論もなく書いてみようかと思います。
その思い浮かんだことの行き着いた先が車は馬みたいになる、です。

自動車メーカーってどうなるのかな?というところから、自動運転ってやっぱり成し遂げたいんだろうなぁ、と思い、そこから、そもそも人が運転してる車がなくなれば、難しいことに変わりはないだろうけど、自動運転は簡単にはなるのかな?と考えた次第です。

自動運転が問題なくできるようになると、そもそも自動車を所有する必要があるのかな、と思いました。 車を自分で運転しないのなら、タクシーなんかで良いのではと思うのです。もしかすると今でもそうかもしれませんが、自動車を所有するより経済的にも良いのかもしれません。

個人が車を所有しなくなれば、走る車の管理がしやすくなるでしょう。どの車がどこへ向かっているのか、などが分かるのですから。プライバシーの問題として騒がれるでしょうから、目的地でなくても、数分間の行動の把握はできるのかな、と。
そうすれば、今のタクシーがより効率化された新たなサービスが出てきたりしないかな、と思うのです。

運送業なんかでも、ラストワンマイルを人が担って、そこまでは車の中でくつろぐなり、他のことをするなり、自由に過ごせるでしょうし。
渋滞もコントロールできるかも、そうなると物流なんかも変わるかも。
子どもの置き去り問題なんかは重量センサーでも付けてれば、すぐに分かるでしょう。子どもの体重による違いがわかれば良いのですから、細かい差を検出する必要もないでしょう。

こういう考えだと、山間部など公共交通機関が充実してない地域問題が主張し始めるのでしょうけど、ここは、思ってたのと違う空飛ぶ自動車に頑張ってもらったら良いのではと思います。
空を移動するわけですから、自動車より効率的でしょうし。

そうは言っても、運転を楽しみたい、という人もいらっしゃるでしょう。そういう人は今の馬に乗ることを楽しむ人達のように特別な場所に行って、楽しんでもらえば良いのではと思うわけです。
ということで自動車は馬みたいになるのではと考えた次第です。

今って運転することを楽しみたいって人はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
山間部の道路など、空飛ぶ自動車が活躍すれば、そこをサイクリングロードならぬドライビングロードとして活用できるようにも思います。
そうすれば、公共交通機関が充実していない地域も潤うかもしれません。
サーキットを利用する人も増えるかもしれません。
自動車メーカーも走ることを重視した自動車を作りやすくなるかもしれません。
趣味の世界だから、価格もすごいものにして販売できるかもしれません。
自動車メーカーもMaas?自動車を中心かどうかはさておき、自動車を絡めながらいろいろなことに手を広げられる所でないと生き残れなくなるのでしょゆね。そう考えると、自動車が馬になることは阻止されるのでしょうね。

さて、自動車は所有され続けるのか、されなくなるのか。どうなるのでしょうね。